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先日購入したLP - 2007年
本日もエレンコの作品をご紹介します。『レニー・デイル・エ・オ・サンバランソ・トリオ』は、米国人の振付師レニー・デイルが1965年にELENCOレーベルからリリースした2ndアルバム。ピアノのセーザル・カマルゴ・マリアーノ(Cesar Camargo Mariano)、ベースのウンベルト・クライベール(Humberto Clayber)、ドラムスのアイルト・モレイラ(Airto Moreila)からなるジャズボッサのピアノトリオ、サンバランソトリオとの共演盤です。 レニー・デイルの詳しいキャリアはよく分かりませんが、本業はダンスの振付師で、本作を含む一連のエレンコ作品ではヴォーカリストとして活躍しています。1963年録音のエレンコデビュー盤『UM SHOW DE BOSSA...LENNIE DALE COM OS BOSSATRES』(ハイテンションなライブ実況盤。エレンコでの一連のレニー・デイル作品やボサトレスがペリー・ヒベイロと組んだ作品群などの先駆け的なアルバムでしょう。)でボサトレスと共演し、本作でサンバランソトリオと組んで、後に『a 3a dimensao DE LENNIE DALE com O Trio 3-D』(1967年作。残念ながら持ってませんので未聴です。。。)でアントニオ・アドルフォのトリオ3Dとも組んだりしている興味深い人物。
LENNIE DALE E O SAMBALANCO TRIO / Lennie Dale e O Sambalanco Trio -円 (国内盤・中古LP/-)
内容は、レニー・デイルのジャジーで粋なヴォーカルとサンバランソトリオのダイナミックでパワフルな演奏を楽しめるハイテンションで陽気なショータイム。“ショー”といえば、レニー・デイルのエレンコ1st『UM SHOW DE BOSSA...LENNIE DALE COM OS BOSSATRES』がまさにそれなんですが、本作もその延長線上にある作品。1stアルバムで彼は「ボッサ・ノーヴァッ!」と大声で叫びまくっていましたが、彼の歌唱・パフォーマンスは、ジョアン・ジルベルトらの“ボサノヴァ”と、ちょうど対極に位置するといえるでしょう。 当時まだ若いジャズボッサアーティストたちは、ジャズの本場からやってきた振付師から色々なことを学んだに違いありません。『Gemini V』のペリー・リベイロやボサトレスはいうまでもなく、他のブラジルの大衆歌手たちも、レニー・デイルの堂々たる歌いぶりから少なからず影響を受けたのではないでしょうか。 本作は、そんな米国仕込のジャズシンガーと若きジャズボッサトリオによる熱いジャムセッションといった感じ。スタジオ録音ながら、メドレーを多用し、まるでライブ録音のよう。特にコール・ポーター作「ナイト・アンド・デイ」のカヴァーは抜群です。豪快な歌いぶりと弾けた演奏がとても気持ちいいハード・ジャズボッサ・アルバム。収録曲は以下の通りです。
A 1. THE LADY IS A TRUMP 2. SAMBA DE MUDAR - CONSOLACAO 3. REZA 4. NIGHT AND DAY 5. O MORRO NAO TEM VEZ B 1. MENINO DAS LARANJAS - OPINIAO 2. QUEM E HOMEM NAO CHORA - BERIMBAU 3. NA BAIXA DO SAPATEIRO 4. O PATO 5. THAT OLD BLACK MAGIC
こちらも『A VONTAGE / Baden Powell』同様、近年再発されたLEXINGTONの国内盤LPを購入しました。オリジナルはレア&高額でしょうが、リイシュー盤ならわりとよく見かけます。なお、めでたく国内CD化もされたようです。ブラジル好きはいうまでもなく、ジャズヴォーカル好きにもオススメな一枚。 テーマ:ジャズ・サンバ - ジャンル:音楽
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