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先日購入したLP - 2007年
フランスの謎の覆面グループ、レ・マスク(Les Masques)が1969年に仏CBSからリリースしたフレンチ・ブラジリアンの傑作『BRASILIAN SOUND』。言わずと知れた人気盤ですので説明不要かもしれませんが、紹介し忘れていたのでこの機会に。 ジャック・タチの映画のサントラなどを手掛けていたフランシス・ルマルク(Francis Lemarque)というプロデューサーが、国内のジャズ方面からメンバーを集め、バックにブラジルのトリオ・カマラ(Trio Camara)を配して制作したブラジリアン・アルバム。当時のヨーロピアン・ジャズやフレンチ・ロックをベースに、サンバやボサノヴァの要素を貪欲に取り入れた内容になっています。 とまあ、ここまでだと、米国を始め、他の国でも似たようなことが行われていたわけですが、本作は全曲がオリジナル曲&フランス語なので、よりローカルで味わい深い作品に。また、本場ブラジルから加わっているトリオ・カマラのジャズボッサそのままの伴奏も、随所に絶妙なスパイスを加えています。
BRASILIAN SOUND / Les Masques -円 (輸入盤・中古LP/-)
基本は混声コーラスをフューチャーしたソフトロック・サウンド。A面はノリのいいフレンチ・ロックがメインで、B面はボサノヴァを意識した曲調のナンバーが多くなってます。いずれも多彩かつオリジナリティに満ちていて、非常に聴き応えのある作品です。 オープニングナンバーは明るく賑やかなコーラス・サンバ。続くA-2も、疾走感溢れるお洒落でグルーヴィーなナンバー。こちらはシングルカットされた人気曲です。ジャズボッサなピアノも◎ この曲に限らず、特にA面は『Le Trio Camara』で聴かれるようなトリオ・カマラによるテンションの高い伴奏を聴けます。 A-3は一転して、口笛が可愛らしいメロウなヨーロピアン・コーラス・ボッサ。A-4は再びハイテンションなフレンチ・ロックです。幸福感に満ちたA-5は、時代の空気を象徴するかのようなソフトロック・サウンド。そして、男女ヴォーカルの掛け合いが楽しいA-6でA面は終わり。 B-1こそA-6に近い感じのナンバーですが、全体的にB面はマイナー調&ミドルテンポで抑え気味。B-2はフレンチ・ロック+コーラス・ボッサ。B-3も似た雰囲気。優しいピアノの音色からスタートするB-4は、切ないメロディの混声コーラスナンバー。そして、エンディングを飾るB-5は、甘めのメロディ&コーラスにフルートをフューチャーした可愛らしい曲。B面はいずれもボサノバ色が濃くなっています。収録曲は以下の通り。
A 1. ECHO 2. IL FAUT TENIR 3. UN REGARD...UN SOURIRE... 4. ENFER 5. BAL CHEZ LE BARON 6. LA GROSSE BOSSE A CASANOVA B 1. MAIS UN JOUR... 2. INITIATION 3. DIS-NOUS QUEL EST LE CHEMIN 4. L'OISEAU 5. LES FILLES ET LES GARCONS
こちらもフランスのPulp Flavor/Dare-Dareレーベルがリイシューした再発盤LPを購入しました。CD化もされていますが、おそらく廃盤。とはいえ、中古CDなら千五百円弱でよく見かけます。もう少し安いかも。中古LPのほうはリイシュー盤なら千円以下でしょう。僕も正確な金額は忘れましたが、千円くらいで買ったと思います。 テーマ:ラテン、ブラジル、ボサノヴァ、フォルクローレetc. - ジャンル:音楽
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