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先日購入したLP - 2007年
ジャンコ・ニロヴィック(Janko Nilovic)は、1960年代後半から70年代にかけてフレンチ・ライブリー界で活躍した大物コンポーザー/ピアニスト。読み方はジャンコなのかヤンコなのか、ニロヴィックなのかニロヴィッチなのか分かりませんが、出身はその名前の通り、旧ユーゴスラビアとのこと。 ライブラリーとはいわゆるテレビ局の音源で、今回ご紹介する『CHORUS』は彼がフランスのライブラリーレーベル“Montparnasse 2000”から1974年にリリースしたアルバム。彼の作品はまだ数枚しか聴いていませんが、ジャズやファンク、ソウル、ロックの中に、ボッサやサンバなどの様々なラテンのリズムも混在するボーダーレス・ミュージックという印象。本作はタイトル通り、全編にスキャット&コーラスが詰まったアルバムになってます。
CHORUS / Janko Nilovic -円 (輸入盤・中古LP/-)
オープニングは、軽やかさと壮大さが入り混じった不思議な魅力を放つコーラスナンバー。A-2では仄かに哀愁が漂います。続くA-3はフレンチ・テイストのファンキー・ナンバー。 A-4は男女スキャット・デュエットが心地良いボッサ・ブーガルー。ほかの編集盤では「Bossa Boogaloo」というタイトルで収録されていた気がします。A-5は叫び声スキャットが印象的な哀愁系。A-6は指笛?や目覚まし時計?が楽しいコミカルなナンバー。 B面はゴスペル調コーラスのクリスマス曲からスタートし、次のB-2が最高のコーラス・サンバ。賑やかなヨーロッパ風サンバ・チューンで、タイトルも最高。B-3は再び哀愁系。アコースティックなギターと可憐な女性ヴォーカルが響きます。 B-4はエキゾチック&コミカルな感じでしょうか。B-5はA-1などと同系統のコーラス・ナンバー。B-6はエンディングということで、スキャットのメインヴォーカルがメロディを奏でます。しっとりと落ち着いた感じの雰囲気でアルバムは幕引き。タイトルも「ダウン・ダウン」。 とまあ、色々なタイプの楽曲がミックスされていますが、とにかく共通しているのはポップであること。70年代に存在した数多くの音楽スタイルやリズムを、洗練された“ポップな音”に昇華する、というのが、彼の持ち味だったのでしょう。そのセンスの良さが、いま聴いても新鮮に響く所以ではないかと。90年代のモンド/ラウンジ・ブームで再評価された人らしいですが、彼の音楽に一番似合う形容は、ポップだと思います。収録曲は以下の通りです。
A 1. MORNINGS 2. CHORUS 3. THE THIRD POWER 4. ONE TOGETHER 5. LLION 6. BOOM BANG B 1. CHRISTMAS ROSES 2. HOMMAGE A PELE 3. VOX HUMANA 4. MRS. BROWN 5. MAGICAL WORLD 6. DOWN DOWN
これは去年、フランスのPulp Flavor/Dare-Dareレーベルが2001年にリイシューした再発盤LPで購入。CD化もされているはずです。彼のアルバムはまだ聴いていないものが沢山あるので、また他のを見つけたら買ってみようと思います。Dare-Dareから結構出ているようですね。 テーマ:ワールド・ミュージック - ジャンル:音楽
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