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震災と原発
Sat.30.04.2011 Posted in - other
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久しぶりの更新になります。地震大変でしたね……。東京もかなり揺れました。幸い大きな被害はありませんでしたが、日々状況が変化していますし、それに、まだ各地で、過酷な環境に置かれている方々や、困難な作業に取り組まれている方々もいらっしゃいます。
正直なところ、震災後の数日間は音楽を聴く気になれませんでした。休みの日も、必要最低限の日用品の買い物を除いては外出する気が起きませんでした。必要最低限のニュース番組を除いてはテレビを観る気も起きませんでした。普通にレコードを聴けるようになるまでは一週間以上かかった気がします。

いまだ事態が収束に向かわない福島原発について。原発については知識不足ですし、音楽ブログなので場違いかもしれませんが、率直な気持ちを一つだけ書かせてください。東京で生活している以上、自分自身も少なからず原子力の恩恵を享受しているわけで、「沈黙は肯定を意味する」と思うからです。
僕は原発に反対します。これまで無知であったことをまず深く反省したいです。そして、少しずつでも可能な限り減らしていけるように努力をしていくのが、唯一の償いだと今は思っています。
ライフスタイルを変化させていくこと。それほど難しいことではありません。お店や駅がちょっと暗くなったり、電車の本数が少し減ったり、エアコンの設定温度が数度上下するくらいのことは、おそらく誰でも受け入れることができるでしょう。

福島原発の状況を見ていると、自分たちの力で処理できないものを見切り発車で作り続けてしまっていただけなのではないか、と思えてなりません。
目に見えない放射能による長期的な被害やリスクに関して、統計学的に十分な説明をすることなど、実際のところは不可能なのではないでしょうか。スパンとスケールを誠実に考慮するならば、安全な数値なんて存在しないことになります。
にもかかわらず、プルトニウムのような廃棄のできない放射性物質を生産し続けてしまっているわけですから、現時点で原子力は、私たち人間にとって、あまりにも大きすぎる不安とリスクをもたらす怪物以外の何物でもありません。

もちろん、石油などのエネルギー資源や、核兵器と密接に関連した軍事的な意味合い、といった様々な観点から、原子力産業の抱えるテーマは、日本国内にとどまらない世界的な課題であることも多少は理解しているつもりです。
しかし仮に、既得利権(国内の電力供給や、それに関連する事業)や、皮算用(原発の廃炉に掛かるコストや自然エネルギーの開発に要するコストと、曖昧なリスク算出によって今まで通り原発を維持・増設し続けるコストとの差し引き)によって、原発が日本で推進され続けるのであれば、とても下らないことだとも思います。
いずれにしても、現代科学の範疇では、何千年・何万年単位で使用済み核燃料を貯蔵しなければならない、という気の遠くなるような現実がすでにあるわけですが、これから生まれてくる子供たちの未来を考えたら、「推進」か「縮小」かの選択に関して、議論の余地などないはずです。
長くなりましたが、僕は原発に反対します。

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