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先日購入したCD - 2008年 このブログでジャズボッサ/ジャズサンバのアルバムをいくつも紹介してきましたが、僕をこの世界へ惹き込んだ一番の張本人はオス・ボサ・トレス(Os Bossa Tres)。彼らの米国デビュー作『THE BOSSA TRES』(1963, AUDIO FIDELITY)は以前に取り上げましたが、こちらのCD『BOTTLES』は、それに米国ジャズメンたち(Sonny Simmons, Prince Lasha, Clifford Jordan)との競演盤『JAZZ TEMPO, LATIN ACCENTS!』(1965, AUDIO FIDELITY)から7曲(※印)をカップリングしたもの。 メンバーはいずれもルイス・カルロス・ヴィーニャス(Luiz Carlos Vinhas)、セバスチアン・ネト(Sebastian Neto)、エヂソン・マシャード(Edison Machado)の第一期トリオ。他の多くのブラジル人ジャズメンたち同様、米国ジャズに多大なる影響を受けたであろうヴィーニャス率いるボサ・トレスが、キャリアの中で、最もストレートに米国ジャズへ近づいた頃の演奏が、このCDには詰まっている気がします。 BOTTLES / Bossa Tres 2,405円 (輸入盤・新品CD/HMV渋谷店)
ELENCOでのレニー・デイル(Lennie Dale)との共演盤や、ペリー・リベイロ(Pery Ribeiro)やレニー・アンドラーヂ(Leny Andrade)のバックで暴れている作品群も素晴らしいですが、ジャズのピアノトリオのファンには本作のほうが入りやすいかもしれません。 ヴィーニャスのグルーヴィーにメロディを奏でる上手さや、ピアノジャズでいうところの“リリカルな響き”はもちろんのこと、ピアノトリオとしての躍動感も存分に満喫できます。彼らの若々しさ溢れる演奏は、きっとジャズファンにも自然に響くはず。 ジャズファンならメロディを口ずさめるであろうスタンダード中のスタンダード、「Days Of Wine And Roses」や「Green Dolphin Street」も収録されています。これらに加えて、彼らのオリジナルであるオープニング「Bossa 3 Theme」、2曲目「Bottles」や、ガーシュウィン作の18曲目「Somebody Loves Me」あたりが一押しでしょうか。収録曲は以下の通り。 1. Bossa 3 Theme 2. Bottles ※ 3. Cutie ※ 4. So Saudade 5. Influencia do Jazz 6. Moanin' ※ 7. Dahoud ※ 8. Days Of Wine And Roses ※ 9. Yesterdays ※ 10. Nao Faz Assim 11. Blues Walk 12. Ceu e Mar 13. Green Dolphin Street 14. Menina Feia 15. Sol e Chuva 16. Minortory ※ 17. Olhou P'ra Mim 18. Somebody Loves Me 19. Zelao
最初は『THE BOSSA TRES』のジャケ違いかと思っていたんですが、どうやらそうではないようです。タイトルになっているこの“BOTTLES BAR(ボトルズ・バー)”って、リオデジャネイロはコパカバーナ地区のドゥヴィヴィエール通りにある有名なナイトクラブの一つなんだとか。1960年代前半に多くのジャズメンたちがこの周辺でセッションをしていたんだそうです。 そして、ヴィーニャス、チアン・ネト、マシャードの三人が本格的に活動をスタートした場所が、このボトルズ・バーであったと…。これを知って思わず購入。 当然、版権の問題もあるんでしょうが、ボーナストラックの選び方も良く、アルバム全体のコンセプトもしっかりしています。BOTTLES BARの写真がジャケに載っているのも◎色々な意味で、実はコレ、かなりお得&愛情溢れる一枚なのではないかと個人的には思ってます。 テーマ:ジャズ・サンバ - ジャンル:音楽
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