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モダンジャズ、ラテンジャズ、ボサノバ、ジャズサンバなどのジャンルを中心に、自身で購入したCD・レコードを紹介していきます。お気に入りのCDは言うに及ばず、実店舗でもウェブでも、いいお店があったらそちらも教えてください! - all about my music -



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CATERINA VALENTE & LUIZ BONFA / Caterina Valente e Luiz Bonfa

先日購入したCD - 2008年

“歌う通訳”と呼ばれた人気歌手カテリーナ・ヴァレンテと「黒いオルフェ」の作曲者ルイス・ボンファとの共演盤『Caterina Valente e Luiz Bonfa Com Addy Flor e Sua Orquestra』。カテリーナ・ヴァレンテは、1950年代末から活躍していたポップス/ジャズシンガーで、当時、欧州を中心に、米国やこの日本でもなかなか人気があったようです。なぜ“歌う通訳”と呼ばれていたかというと、彼女が色々なジャンルの音楽(ポップス、ジャズ、ボサノヴァ、シャンソン、カンツォーネ…)を色々な国の言語(英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、さらには日本語も…)で歌っていたから。元々、父親はスペイン人、母親はイタリア人で、フランスのパリに生まれ、ドイツでスターになったというコスモポリタンなのだとか。本作はそんな彼女が、ルイスボンファのボサノヴァをポルトガル語で歌ったアルバム。



CATERINA VALENTE & LUIZ BONFA / Caterina Valente e Luiz Bonfa
-円 (国内盤・中古CD/-)

本作はタイトルの通り、ブラジルのギタリスト/作曲家ルイス・ボンファがギターで参加&楽曲も全て彼の自作曲。ということで、7曲目の「MENINA FLOR」や12曲目の「SAMBA DE DUAS NOTAS」など、親しみやすいナンバーばかりが並んでいます。
なかでも特に印象的なのは、素晴らしいイントロから始まる軽やかなボッサナンバーの5曲目「INDIFERENCA」と、高揚感溢れるラララ・コーラスの8曲目「REVERSO」の2つ。とはいえ他の曲も、どれも仄々としていて良曲揃い。アルバム全体としては、ヴァレンテのヴォーカルとボンファのギターをメインに、曲によってコーラスが入ったりストリングスが入ったり、といった感じ。どこで切りとっても、ヴァレンテのソフトな歌声&歯切れのいい歌い方に、ボンファらしいギターの音色&優しいメロディが上手く絡み合った心地良い演奏を聴くことができるアルバムです。収録曲は以下の通り。

1. MANIA DE MARIA
2. SORRINDO
3. SE EU PUDESSE VOLTAR
4. VEM SO
5. INDIFERENCA
6. MELANCOLIA
7. MENINA FLOR
8. REVERSO
9. SAUDADE VEM CORRENDO
10. CANTIGA DA VIDA
11. TEU OLHAR TRISTE
12. SAMBA DE DUAS NOTAS

こちらは、おそらくブラジルのAMAZON RECORDSがリイシューしたCDを、日本のヴィヴィド・サウンド・コーポレーション(VIVID SOUND CORPORATION)というレーベルが国内盤CD化したもの。帯や日本語解説は付いてますが、ジャケットなどはそのままでしょう。ルイス・カルロス・ヴィーニャスの名ライブ録音『ノー・フラッグ(NO FLAG / Luis Carlos Vinhas)』やジョンゴ・トリオの『JONGO TRIO』と同じ「BRASILIAN IMPRESSION SERIES(ブラジリアン・インプレッション・シリーズ)」。どれもコピーコントロールCDと表記されていますが、パソコンへ落とすことは可能でした。ちなみに、本作だけはあまり生産していなかったのか、よく売れたのか、現在はどうやら廃盤みたいですね。安めの中古を見つけたら買っておいたほうがいいと思います。


テーマ:ラテン、ブラジル、ボサノヴァ、フォルクローレetc. - ジャンル:音楽

ALL BLUES / Rachel Gould - Chet Baker

先日購入したLP - 2008年1月


渋谷DMR(DANCE MUSIC RECORD)でのお目当ては、こちらの『ALL BLUES』。年末にタワレコで試聴して以来、アナログ盤で探してました。オランダの女性シンガー、レイチェル・グールドと、名ジャズ・トランペッッター、チェット・ベイカーの共演作。レイチェル・グールドはスキャットが印象的なジャズ・ヴォーカリストで、ドイツのフュージョン・グループ、ナマス(NAMAZ)がSoftwareに残したブラジリアン・フュージョンの傑作『300 M.P.H.』(1981年)にも参加しています。チェット・ベイカーのほうはいまさら説明不要でしょう。ちなみに、本作のオリジナルはフランスのBingow Records(1979年)。



ALL BLUES / Rachel Gould - Chet Baker
2,625円 (輸入盤・新品LP/DMR)

表題曲のA-1「ALL BLUES」を筆頭に、A-2「MY FUNNY VALENTINE」、B-1「STRAIGHT NO CHASER」、B-2「ROUND MIDNIGHT」など、とりわけマイルス・デイヴィスに縁のあるモダン・ジャズのスタンダードが多く並びます。「MY FUNNY VALENTINE」は若き日のチェット・ベイカーのヴォーカルでもお馴染みの楽曲です。
個人的にオススメなのは、コール・ポーターのB-3「I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN」と、ギターのJohn Paul Florens作のB-4「PHIL'S BOSSA」あたりでしょうか。
全体としてはクール、穏やか、エレガント、三拍子そろったヨーロピアン・ジャズ・ヴォーカル作品に仕上がっています。夜中にひっそりと聴きたい一枚です。収録曲は以下の通り。


A
1. ALL BLUES
2. MY FUNNY VALENTINE
3. BANGLES, BANGLES AND BEADS

B
1. STRAIGHT NO CHASER
2. ROUND MIDNIGHT
3. I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
4. PHIL'S BOSSA


こちらの作品もIrene Sjogren Quintet『SWEET SURPRISE』と同じセレスト(Celeste)レーベルのリイシュー。CDでも発売されていますが、アナログ盤は限定みたいです。LPでお探しの方はお早めに♪


テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

WE GET REQUESTS / The Oscar Peterson Trio

いま聴いている音楽

と、まあ、下でミゲル・アンヘルの『SAMBA NA ONDA』について書きながら、いま僕はオスカー・ピーターソン(Oscar Peterson)のThe Oscar Peterson Trio『WE GOT REQUESTS』を聴いています。オスカー・ピーターソンは、モダンジャズ史にその名を残す偉大なピアニストで、『WE GOT REQUESTS』は彼の代表作の一つ。まるで観客のリクエストに応えるかのように(タイトルが示す通り)、ピーターソンのピアノトリオが「酒とバラの日々」や「イパネマの娘」などのスタンダード・ナンバーを気ままに演奏している作品です。



WE GET REQUESTS / The Oscar Peterson Trio
-円 (輸入盤・新品CD/-)

このアルバムを聴くのはかなり久々ですが、あらためて、ピアノ上手いなぁ、と。そして、本当に楽しそうに演奏するなぁ、と。。。ピーターソン、レイ・ブラウン(Ray Brown)、エド・シグペン(Ed Thigpen)の笑顔が眩しいジャケットは、彼らの音楽を象徴している気がします。収録曲は以下の通り。

1. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
2. Days of Wine and Roses
3. My One and Only Love
4. People
5. Have You Met Miss Jones?
6. You Look Good to Me
7. Girl from Ipanema
8. D & E
9. Time and Again
10. Goodbye, J.D.

昨日、ピーターソンの訃報を聞いて、悲しい気分になりましたが、こうやって彼が残した“楽しい音”を聴いていると、暗い気持ちも吹き飛びます。『WE GOT REQUESTS』が録音されたのは1964年。もう40年以上経っているんですね。そんな昔の音源を手軽に聴くことができるなんて、本当に恵まれた時代です。もう彼にリクエストできないということを除いては。


テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

MERRY OLE SOUL / Duke Pearson

珍しいクリスマスソング集

昨日クリスマスアルバムをご紹介したついでに、今日もクリスマスにちなんだジャズアルバムを一枚。今回はちょっとしたレア盤です。アーティストはモダンジャズのピアニスト、デューク・ピアソン(Duke Pearson)で、レーベルはあのブルーノート(Blue Note)。ブルーノートといえば、泣く子も黙る硬派な本格ジャズレーベルです。こんな企画物があったとは…。CDの帯にも「ブルーノート唯一のクリスマス・ソング集。ピアソン・トリオによる名作。」なんて書かれてますが、初めて見つけたときは驚きました。これは珍しぃ。

メリー・オール・ソウル+1(紙)
MERRY OLE SOUL / Duke Pearson
2,500円 (国内盤・新品CD/-)

サンタクロースに扮したピアソンがピアノの入ったプレゼント袋を背負っている微笑ましいジャケットが印象的な一枚。録音は1969年です。ピアソンらしいピアノジャズの演奏を存分に楽しめます。オーソドックスなピアノトリオをメインに据えながら、随所でアイアート・モレイラ(Airto Moreira)のパーカッションが効果的に使われているのも特徴でしょうか。曲目のほうは「リトル・クリスマス(Have Yourself A Merry Little Christmas)」、「ジングル・ベル(Jingle Bells)」、「サンタが街へやって来る(Santa Claus Is Coming To Town)」、「きよしこの夜(Silent Night)」など、定番のクリスマスソングが満載。収録曲は以下の通り。

1. Sleigh Ride
2. Little Drummer Boy
3. Have Yourself A Merry Little Christmas
4. Jingle Bells
5. Santa Claus Is Coming To Town
6. Go Tell It On The Mountain
7. Wassail Song
8. Silent Night
9. O Little Town Of Bethlehem
10. Old Fashioned Christmas

おそらくLPで入手するのは難しいでしょう。僕が持っているのは東芝EMIのブルノート再発盤CD。2003年発売の紙ジャケCD『メリー・オール・ソウル+1』です。これもCDショップではもうほとんど見かけませんね。ジャズの良質なクリスマスソング集なので、気になる方は是非探してみてください♪


テーマ:★クリスマスソング★ - ジャンル:音楽

A CHARLIE BROWN CHRISTMAS / Vince Guaraldi Trio

先日購入したLP - 2007年12月

閉店の話題をお伝えしたシスコレコード(CISCO RECORDS)ですが、今後も通信販売のほうは続けていくそうです。米国のタワーレコードも潰れましたし、CDショップもレコードショップも、音楽業界は世界的に不況なのかもしれません。これから音楽ソフトはウェブで買う時代になっていくのでしょうか。
インターネットの通販は確かに便利です。僕も欲しいレコードやCD が近場のお店にない場合はネットで探しますし。でも、お店で買うのに比べると、少し味気ない感じもします。それに、ネット+音楽といえば、やはりMP3の存在。米タワレコ倒産の一番の引き金はMP3の普及だったという話もありました。もしお店がなくなり、LPやCDまでなくなってしまったら…。
お店がなくなると、「時間つぶしにレコード屋に立ち寄って、何となく買って聴いてみたら凄く良かった」とか、そういう出会いやきっかけが減ってしまう気がします。LPやCDがなくなり、音楽が全てMP3になると、「ジャケットのデザインが良かったから買ってみたら、意外と◎」みたいな、いわゆるジャケ買いの楽しさも…。ちょっと想像しただけでも寂しさを感じてしまいますね。本来、音楽は“余暇の遊び”であり、“趣味”の部分なわけですから、もう少し“趣”や“味”を大切に残していったほうがいいと思うのですが…。

さて、前置きが長くなりましたが、、、本日ご紹介するのは、通販&MP3の時代だったら、おそらく出会っていなかったであろうクリスマスジャズです。渋谷のDMR(DANCE MUSIC RECORD)で、JAZZの陳列の一角に飾られていたヴィンス・ガラルディ・トリオ(Vince Guaraldi Trio)のクリスマス・アルバム。ジャズサンバ/ジャズボッサ系を探しに行ったんですが、可愛らしいスヌーピーとクリスマスツリーのジャケットがとても印象的で、思わず手にとってしましました。

A Charlie Brown Christmas
A CHARLIE BROWN CHRISTMAS / Vince Guaraldi Trio
1,180円 (輸入盤・新品LP/DMR)

1965年発表の今作は、米国の漫画家チャールズ・シュルツの人気コミック『ピーナッツ』(スヌーピーでお馴染み、邦題『スヌーピーとチャーリー・ブラウン』)がTVドラマ化されたときのオリジナルサウンドトラックなんだそうです。演奏はウディ・ハーマン(Woody Herman)やカル・ジェイダー(Cal Tjader)との活動で知られる米国人ジャズピアニストのヴィンス・ガラルディ(Vince Guaraldi)のトリオが担当。内容はピアノジャズがメインの仄々としたクリスマス作品に仕上がっています。
子供のコーラスが入っているB-1の「Christmas Time Is Here (Vocal)」は、ジャケットのイメージ通りの可愛い楽曲。一方で、ドイツ民謡「オー・タネンバウム(O Tannenbaum)」やイギリス民謡「グリーンスリーヴス(Greensleeves)」など、クリスマスの定番ソングをしっかりとしたピアノジャズで聴かせてくれます。収録曲は以下の通り。

A
1. O Tannenbaum
2. What Child Is This
3. My Little Drum
4. Linus and Lucy
5. Christmas Time Is Here (Instrumental)

B
1. Christmas Time Is Here (Vocal)
2. Skating
3. Hark, The Herald Angels Sing
4. Christmas Is Coming
5. Fur Elise
6. The Christmas Song
7. Greensleeves

ほとんどの演奏がオーソドックスなピアノジャズですが、耳慣れた聴きやすい曲ばかりなので、ジャズファン以外にもオススメです。こういう作品をきっかけにして、ピアノジャズを聴き始めるという人もいるかもしれませんし。ジャケットが可愛いので、クリスマスパーティーのちょっとしたプレゼントなんかに最適ですね。


テーマ:★クリスマスソング★ - ジャンル:音楽