|
先日購入したCD - 2008年
ブラジル物のO.S.T.でよく知られているのは、映画よりTVドラマ「ノヴェラ(NOVELA)」のサントラのほうかもしれません。ノヴェラとは大衆向けのテレビ映画で、ブラジルでは大変人気があるそうです。 とはいえ、一言でサウンドトラックといっても、BGM/インスト曲中心の欧米物と比べると、ノヴェラのサントラは少し雰囲気が違います。こちらは歌物がメインなので、ストーリー展開云々よりも、オムニバスとして普通に楽しく聴ける感じのものが多いです。 サウンドのほうですが、まずノヴェラ・サントラの作曲はマルコス・ヴァーリ(Marcos Valle)&パウロ・セルジオ・ヴァーリ(Paulo Sergio Valle)の兄弟、というのが定番。彼らが関わったものには、『ピグマリオン 70(Pigmalion)』(表題曲)や『セルヴァ・ジ・ペドラ(Selva De Pedra)』(表題曲などほとんどの楽曲)などなど、人気作が沢山あります。“ブラジル版セサミ・ストリート”と言われる1974年発表の本作『ヴィラ・セサモ(Vila Sesamo)』も、その中の一つで、14曲中13曲がヴァーリ兄弟によるソングライティングとのこと。 参考までにクレジットですが、〜PERSONNEL:Marcos Valle(composer, arranger, lead vocals & Fender Rhodes piano), Waltel Branco(arrengements for orchestra), Nelsinho(drums) and unknowns musicians.〜。 アレンジのヴァルテル・ブランコも、言ってみればノヴェラ・サントラの定番アレンジャー。ネウシーニョは、おそらくトリオ3Dやトリオ・カマラで知られるドラムス、ネウソン・セーハ・ヂ・カストロ(nelson serra de castro)のことでしょう。あとは無名のアーティストたち…??
VILA SESAMO / O.S.T. -円 (輸入盤・新品CD/-)
オープニングナンバーは、男女混声ヴォーカルのノヴェラらしいサウンドで、途中から口笛もフューチャーされる可愛らしい楽曲。子供向け番組っぽいA-2、ちょっぴり切ないメロディのA-3、手拍子や咳払いが入るA-4、ピアノとバイオリンの伴奏が印象的なA-6などなど、意外とヴァラエティに富んでますが、基本はゆったりとしたソフトロック・サウンド。 ハッピーで陽気なミドルテンポのナンバーをメインに、時々落ち着いたスローテンポのナンバーが入ってくるといった感じでしょうか。全編を通して、優しく、仄々とした作品です。 なお、曲ごとのクレジットでは、A-1のみOrquestra e Coro Som Livreで、残りはすべて謎のグループ名Trio Sonecaになってます。残念ながら僕の耳では“unknowns musicians”の正体を判別できませんでした…。収録曲は以下の通り。
1. Alegria Da Vida 2. Abecedario 3. Querer E Poder 4. Gugu 5. Os Bichos 6. Diferenca 7. Classificacao 8. Funga-Funga 9. Partes Do Corpo 10. Adicao-Subtracao 11. Imaginacao 12. Garibaldo 13. Pequenos Erros 14. Vila Sesamo
これは輸入盤の新品CDを買ったんですが、値段は確か二千円未満でした。お馴染みSOM LIVRE MASTERSの復刻シリーズ。輸入盤のため、お店によって多少違うかもしれませんが、大体二千円前後だと思います。近年のブラジル復刻盤CDの中でも比較的出回っているほうですし、気軽に楽しむCDとしてはなかなか面白い一枚ではないかと。 テーマ:ラテン、ブラジル、ボサノヴァ、フォルクローレetc. - ジャンル:音楽
|