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KWINTET WOKALNY "NOVI" / Novi Singers (7inch)
Thu.16.02.2012 Posted in eastern europe / jazz
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最近あまり時間を作れていないので前回に続いてシングル盤を一枚。前にも書いたかもしれませんが、家にあるレコードはLPがメインで、EPはほとんど持っておりません。基本的に広く浅く聴いているので、今のところバージョン違いやアルバム未収録のシングル曲を集められるほどの熱意や知識は有していないということでしょうか。でもヨーロッパを中心にジャケ付き(ピクチャースリーヴ付き)のシングルが結構リリースされていて、「あのシングルのジャケットが欲しい」という単純な理由で買う場合もあります。
よって現在所有している数少ないシングル盤はほぼPS付きのもの。個人的に音質や聴こえ方はCDでもLPでもEPでもMP3でも、再生環境・リスニング環境に大きく依存すると思うのですが、ジャケットは1か0か。LPの大きなジャケットも魅力的ですが、EPの小さなジャケットにも独特の可愛らしさがあります。今回ピックアップするのは以前に何度かLPを紹介しているノヴィ・シンガーズの7inchです。


KWINTET WOKALNY
KWINTET WOKALNY "NOVI" / Novi Singers (7inch)
Poland盤EP(1965年, Muza)

ポーランド語はかなり分かりづらいので、どの部分の表記がタイトルなのか判断できないのですが、ジャケ表の『NEW ORIGINAL VOCAL INSTRUMENTS WITH RHYTHM SECTION』でしょうか…。もしくは『KWINTET WOKALNY "NOVI"』や『SEKCJA RYTMICZNA』…。(シングル盤なのでA-1『Christine』でもいい気もします…。)
シングルは一般的にアルバムからのカットが多いと思うのですが、こちらのEPはおそらく全曲がオリジナル・アルバム未収です。初期のアコースティックなスキャット・ジャズ・スタイルを代表するハイクオリティなナンバーが計4曲収められています。とりわけA-1「Christine」とA-2「Jeansy」はJazzanova編集のLP『Vocal Jazz From Poland 1965-75』やCD『Go Right - JAZZ FROM POLAND 1963-75』にも収録されていて、いずれも彼らの代表的なナンバーといえると思います。
本作はリリース年も古いですし、オリジナル盤はなかなか見かけないと思いますが(値段もそこそこします)、幸いem records(エムレコード)から国内盤でリイシューされています。オリジナルのアートワーク&価格も安いと思いますので、ぜひ探してみてください。


Side-A
1. Christine
2. Jeansy

Side-B
1. Blues In A
2. Malec


Theme: JAZZ « 音楽

Tag: ノヴィ・シンガーズ ポーランド ジャズ スキャット コーラス MUZA ポーリッシュ・ジャズ 東欧 7inch

SEARA DE JAZZ CU AURA (A JAZZ EVENING WITH AURA) / Aura Urziceanu
Sat.24.07.2010 Posted in eastern europe / jazz
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先日購入したLP - 2008年


前回はギターのインスト物を紹介しましたが、今回はヴォーカル物を一枚。以前に『OVER THE RAINBOW / Aura Urziceanu』(1977年, ELECTRECORD)を紹介したルーマニア出身の女性シンガー、アウラ・ウルジチェアヌが1974年に同じエレクトレコード(ELECTRECORD)からリリースした2ndアルバムです。とはいえ、こちらは彼女の地元ルーマニアで録音されたもの。カナダ録音の1977年作『OVER THE RAINBOW / Aura Urziceanu』は、ブラジル出身のアレンジャー/鍵盤奏者、マリオ・カストロ・ネヴィス(Mario Castro-Neves)らの楽曲を取り上げるなど、ブラジリアンテイスト溢れるアルバムでしたが、本作はグルーヴィーなスキャットジャズ満載の夏らしいハイテンションなヴォーカルアルバムです。


ジャズ・イヴニング・ウィズ・オーラ / アウラ・ウルジチェアヌ
SEARA DE JAZZ CU AURA (A JAZZ EVENING WITH AURA) / Aura Urziceanu
-円 (Romania盤LP/-)

前述の『OVER THE RAINBOW / Aura Urziceanu』はマリオ・カストロ・ネヴィスやインナー・ダイアログ(INNER DIALOG)のジーン・ディ・ノヴィ(Gene Di Novi)らのナンバーから、ジャズスタンダードまで、非常に多彩な選曲(しかも2LP)でしたが、本作は参加メンバーのオリジナルナンバーが中心になっています。さらに、歌詞も全てルーマニア語のようです。どことなく全体的にエキゾチックな雰囲気が漂っているのは、オリジナルの楽曲群と聴き慣れないルーマニア語の響きのせいでしょうか。
オープニング曲のA-1に始まり、A-3、B-2、B-3がベースのJohnny Raducanuによるオリジナルナンバーで、いずれも東欧、あるいはルーマニアらしいユニークな曲調が非常に印象的。ファンキーなスキャットジャズのA-2はアウラ自身によるオリジナルナンバーです。優しいメロディを温かく歌い上げるA-4もなかなか。
B-1ではルーマニア民謡と思われる曲もチョイスしています。このナンバーもスキャット満載で、続くB-2やB-3も、随所に高速スキャットが散りばめられています。他よりもアップテンポなスキャットジャズを披露するB-4も良くて、こういった曲を聴いていると、小さなジャズクラブで踊りながら歌っているアウラが自然と思い浮かんでくることでしょう。そして、最後はスロー&メロウなスキャットナンバーのB-5でエンディングを迎えます。
ルーマニア語自体は分かりませんが、アウラらしい溌剌としたスキャットが、本作で最大の聴き所かもしれません。東欧といえば、スキャットジャズの宝庫で、このブログでもポーランドのジャズ・コーラス・グループ、ノヴィ・シンガーズ(Novi Singers)の『BOSSA NOVA / Novi』(1967年/Muza)や『NOVI IN WONDERLAND / Novi Quartet』(1968年/SABA-MPS)などを紹介してきました。ルーマニアのアウラもスキャットの名手であり、本作は数ある彼女のアルバムの中でも、演奏の疾走感やテンションの高さは随一でしょう。ノヴィ・シンガーズよりもエキゾチック色が濃く、ルーマニアならではのリズムもたくさん詰まっているユニークなジャズヴォーカルアルバムです。収録曲は以下の通り。


A
1. JOCUL TAMBALELOR
2. SURPRIZA
3. PE OLT
4. IA - TI MIREASA ZIUA BUNA

B
1. PE DEAL PE LA CORNATEL
2. NU - MI CERE SA CINT
3. IARNA,IARNA
4. IN AMURG
5. INSERARE


こちらも『OVER THE RAINBOW / Aura Urziceanu』と同様、近年に日本のP-VINEが国内盤でLPをリイシューしています。わりと簡単に入手できるため、僕はまずどちらも再発盤のほうを最初に購入。そして、両方とも後でルーマニア盤と出会うことができ、買い直しました。以前のページでも触れましたが、2作品とも国内盤でCD化されています。ちなみに、CDのほうは持っていませんが、本作の国内盤タイトルは『ジャズ・イヴニング・ウィズ・アウラ(A JAZZ EVENING WITH AURA)』になっているようです。なお、CDにはボーナストラックも収録されている模様です(未確認)。

Theme: JAZZ « 音楽

Tag: アウラ・ウルジチェアヌ ジャズ・イヴニング・ウィズ・アウラ ルーマニア エレクトレコード ELECTRECORD P-VINE スキャット

BOSSA NOVA / Novi
Thu.17.01.2008 Posted in eastern europe / jazz
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先日購入したLP - 2008年1月

前回、ポーランドのジャズ・コーラス・グループ、ノヴィ・シンガーズ(Novi Singers)の『NOVI IN WONDERLAND』(1968年録音)を取り上げましたが、今日は彼らのデビュー盤をご紹介したいと思います。ブラジリアンっぽいスキャット&コーラスを多用する彼らの原点的な作品で、タイトルは『BOSSA NOVA』(1967年録音)。とはいえ、ボッサ・スタンダードをやっているわけではなく、秀逸なオリジナル楽曲がズラリと並んでいます。歌詞なし(スキャットだけ)で全編通しているところも、やはり新鮮です。ジャケットの裏に“NEW ORIGINAL VOCAL INSTRUMENTS”とサブタイトル的に書かれているんですが、面白い表現ですね。確かに。。。


Bossa Nova / Novi
BOSSA NOVA / Novi
1,980円 (輸入盤・中古LP/レコファン渋谷BEAM店)

“ボサノヴァ”と題された今作も、ブラジリアン・サウンドというより、ノヴィ・サウンド。楽曲も全曲がオリジナルです。ブラジル音楽に対する意識やその影響を感じさせつつも、オリジナルティ溢れる良質なヨーロピアン・ジャズ作品に仕上がっています。
ちなみに、ノヴィ・シンガーズ繋がりで、ポーリッシュ・ジャズ(Polish Jazz)のコンピレーション・アルバム(題名は『POLISH JAZZ』)も買ってみたんですが、そちらも良かったです。北欧などのヨーロピアンジャズは近年注目されているジャンルの一つですが、ポーランドのジャズもなかなか侮れません。『BOSSA NOVA』の収録曲は以下の通り。

A
1. BROWNIE
2. CICHY WIECZOR (A Calm Evening)
3. ZOLTY SLON (The Yellow Elephant)
4. TRZEBA WRACAC (One Must Return)
5. NASTROJE MALYCH MISIOW (Teddy Bears' Moods)
6. DWA PO DWA (Two Times Two)
7. NASTEPNY PROSZE (Next, Please)

B
8. PYZATE SLONECZNIKI (Chubby Sunflowers)
9. JAK POWROCIC DO TEJ CHWILI (How Could We Return To The Past Moment)
10. MINI DZIEWCZYNA (The Mini Girl)
11. BARIERA UCZUC (The Barrier Of Feelings)
12. GOGO
13. KROL SALOMON (King Salomon)
14. TANCZACE ORZECHY (Dancing Nuts)

CDでは『BOSSA NOVA』(1967年録音)と『TORPEDO』(1970年録音)がカップリングされたものが発売されているようです(もしかしたらすでに廃盤かもしれません…)。僕が買ったのは『BOSSA NOVA』も『NOVI IN WONDERLAND』も再発盤のLP。新しくて綺麗&音質も良好です。再発盤LPは両作品とも結構出回っていると思います。あと、『BACHARACH』(Aleksander Mazur Quintet & Novi Singers)というアルバムはオリジナルと思われるPoland盤のLPで持ってるんですが、こちらはかなり古く、所々でプツプツと……。でも内容はオススメ◎

Theme: ポーリッシュ・ジャズ « 音楽

Tag: ノヴィ・シンガーズ ポーリッシュ・ジャズ 東欧 ボサノヴァ スキャット ポーランド

NOVI IN WONDERLAND / Novi Quartet
Mon.14.01.2008 Posted in eastern europe / jazz
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先日購入したLP - 2008年1月

年末は南米の小国、ベネズエラのアルデマーロ・ロメロ(Aldemaro Romero)を聴き込んでいたんですが、年始は東欧の小国、ポーランドのノヴィ・シンガーズ(Novi Singers)にすっかりはまっています。どちらのアーティストもブラジルの影響を感じさせますが、両者とも単にブラジル音楽をコピーしているわけではないので、切り口や昇華の仕方が違っていて面白いです。
ノヴィ・シンガーズは1960~70年代くらいに活躍したポーランドのジャズ・ヴォーカル・グループ。欧州発のブラジリアン・サウンドでは片付けられない正統派のジャズグループといえるかもしれません。ポーランドのジャズは一部で注目されているようで、レコード屋さんによってはポーリッシュ・ジャズ(Polish Jazz)なんていうカテゴリーもあったりします。


ノヴィ・イン・ワンダーランド / ノヴィ・シンガーズ
NOVI IN WONDERLAND / Novi Quartet
(再発盤・中古LP/ディスクユニオン渋谷JAZZ/RARE GROOVE館)

基本的に彼らの作品には歌詞がなく、どのアルバムもブラジリアンっぽいスキャット&コーラスが満載です。とはいえ、このアルバムはバックの演奏も選曲もかなりモダン・ジャズ度が高くなっています。
A-2「不思議の国のアリス(ALICE IN WONDERLAND)」はデイヴ・ブルーベック(Dave Brubeck)を始め、ビル・エヴァンス(Bill Evans)らもカヴァーしているディズニーの人気ナンバー。デューク・エリントンの「サテン・ドール(SATIN DOLL)」やジョージ・ガーシュウィンの「霧深き日(A FOGGY DAY IN LONDON TOWN)」も、ジャズファンにはお馴染みのスタンダードです。
選曲だけでなく、演奏のほうも至ってモダン・ジャズ。バックのトランペットやピアノは切れ味抜群で、全体的に演奏レベルが非常に高いです。収録曲は以下の通り。

A
1. THE SECOND SIDE
2. ALICE IN WONDERLAND
3. SATIN DOLL
4. A FOGGY DAY IN LONDON TOWN

B
1. LI'L DARLING
2. KULFON
3. I DON'T KNOW
4. APARTMENT UNDER THE ROOF
5. SECRET LIFE

コーラスワークも、演奏技術も、ほかの欧州発ブラジリアン・サウンドとは一味違ったアーティストです。ちなみに、ここではノヴィ・シンガーズ(Novi Singers)とご紹介しましたが、アルバムによってノヴィ・カルテット(Novi Quartet)や単にノヴィ(Novi)という名義にもなっていますのでご注意を。僕はリイシューLPで買いましたが、再発盤もしっかりとした仕様です。

Theme: ポーリッシュ・ジャズ « 音楽

Tag: ノヴィ・シンガーズ ポーリッシュ・ジャズ 東欧 ノヴィ・カルテット 不思議の国のアリス ノヴィ・イン・ワンダーランド スキャット ポーランド



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