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GOSPEL WALK / Rune Ofwerman Trio (7inch)
Tue.28.02.2012 Posted in northern europe / jazz
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せっかくなのでもう少しシングル盤を取り上げたいと思います。今回はお気に入りの北欧ジャズEPです。といっても'50年代~'60年代のスウェーデンやデンマークのジャズはほとんど持っておらず、これも予備知識なしで試しに買ってみたものなんですが、北欧ジャズ/ヨーロピアンジャズ方面ではそれなりに知られている(?)ジャズピアニストだったようです。
このEPはまずジャケットの画が素晴らしいですし、「GOSPEL WALK」というタイトルにも何となく惹かれるものがあります。古い欧州盤はコーティングジャケが多くて、デザインや質感もいいですね。とりわけスカンジナビアはジャケットのデザインが秀逸で、独特の透明感があり、綺麗な色遣いのものが多いように感じます。


GOSPEL WALK / Rune Ofwerman Trio (7inch)
GOSPEL WALK / Rune Ofwerman Trio (7inch)
Sweden盤EP(1961年, Gazell)

前回も「ポーランド語は読みづらい…」みたいなことを書いた気がしますが、読みづらさなら北欧もひけをとりません…。この人はまだマシなほうで、カタカナ表記すると“ルネ・オファーマン”になるのでしょうか?(ちなみに“Rune Öfwerman”がスウェーデン語の正確な表記だと思われます)。なお、ジャケットの表に『GOSPEL WALK / WITH RUNE ÖFWERMAN & HIS TRIO IN COPENHAGEN』と書いてあるので、本作の録音や撮影の場所は(おそらく)デンマークのコペンハーゲン、ということになりそうです。
前述の通り、ルネ・オファーマンやその周辺の情報なども全く知らずに買ったので、はたしてこのEPがシングルカットなのか、シングルオンリーなのか、その辺の事情もよく分からないのですが、、、内容は50年代後半~60年代前半のオーソドックスなヨーロピアン・ピアノ・トリオをイメージして聴くと、ちょっと印象が違い、コーラスが入っていたりしてなかなか興味深いです。高額盤には手を出せませんが、この頃の欧州ジャズもまた安く見つけることができたら買ってみたいと思っています。


Side-A
1. Gospel Walk
2. Helen's Theme

Side-B
1. Amen
2. Whatcha' Gonna Do


Theme: JAZZ « 音楽

Tag: ジャズ スウェーデン デンマーク ルネ・オファーマン ピアノトリオ コペンハーゲン Gazell 7inch

DEN SISTA JANTAN / Monica Zetterlund
Sun.04.01.2009 Posted in northern europe / jazz
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先日購入したLP - 2008年


あけましておめでとうございます。年末に1年間のブログを振り返りつつ、去年取り上げた盤をザッと数えてみたんですが、合計は65枚/年ということに。ブラジルモノやヨーロピアン・ブラジリアン、サントラなど、ジャンルは限られていますし、後半にかなりペースダウンしたわりには、そこそこの更新数になったのではないかと思います。平均すれば週1枚以上のペースですしね。でも、去年はレコードを沢山買いましたから、紹介し損ねているオススメ作品もまだまだあります。それに、年が明けてまだ数日ですが、我が家のレコ棚にはすでに15枚ほど新しいレコードが加わりました……。ということで、本年も、年始からバシバシ更新していきたいと思います。あと、時期的に「2008年のベスト盤」のような記事を書こうかとも考えていたので、もしかしたら、近いうちにのんびり昨年のベスト10とかもやるかもしれません。こんな感じで、今年も適当に続けていく予定ですので、どうぞヨロシクお願いいたします。
さて、今回ご紹介するのは、前回に続きモニカ・セッテルンドのアルバム。北欧の女性ヴォーカルというと、リル・リンドフォッシュ(Lill Lindfors)、シルヴィア・ヴレタマー(Sylvia Vrethammar)、ビアギッテ・ルゥストゥエア(Birgit Lystager)ら、日本でよく知られているアーティストも少なくありませんが、なかでもジャズ方面で最も高い人気を得ているのがモニカ・セッテルンドということになるでしょうか。しかし、こう並べてみると、北欧の人って読み方が難しいですね……。Monica Zetterlundは、“モニカ・ゼタールンド”という表記もあるようです。どちらが近い発音なのかは分かりませんが、当ブログではモニカ・セッテルンドにさせていただきます。


Den Sista Jantan
DEN SISTA JANTAN / Monica Zetterlund
-円 (Sweden盤LP/-)

ビル・エヴァンスとの共演盤(『WALTZ FOR DEBBY / Monica Zetterlund - Bill Evans』)は正統派のジャズ・ヴォーカル・アルバムといった雰囲気でしたが、本作はジャズだけでなく、ラテン、カリプソ、ポップス、デュエットなどが入り混じったヴァラエティ溢れる内容。大きく分けると、前半がラテン色が濃く、後半がジャズ・ヴォーカル~ポップス寄り。
A面はどのナンバーからもラテンやカリプソのテイストが感じられます。まずオススメは、笑い声が挿入される北欧らしいキュートなナンバーのA-3。続くA-4もアップテンポでノリのいいナンバーです。そして前半のハイライトとなるのがA-5。冒頭とエンディングで拍手が聞こえるので、ライブ録音かと思われます。ピアノや打楽器と一緒になって軽快に踊るモニカのヴォーカルがとても魅力的な曲。
B面はオーソドックスなジャズ・ヴォーカル~バラードが中心。ですが、B-2とB-3は男性ヴォーカルとのデュエットで、この2曲だけ他と雰囲気が異なります。ミュージカル、あるいはTVのライブショーといった感じの和やかな雰囲気のB-2もいいですし、さらにテンポアップするB-3はもっと楽しげ。後半のハイライトはやはりこの辺でしょう。収録曲は以下の通り。

A
1. Har du Hort Nagon Spela Jazz Pa En Elektrisk Flojt
2. Vals I Mejram
3. Du
4. Det Finns Ju Faktiskt Telefon
5. Svartvit Kalypso

B
1. Den Sista Jantan
2. Hall Musiken Igang Ⅰ
3. Hall Musiken Igang Ⅱ
4. Underbart Ar Kort
5. Visan Om Mina Vanner


これは去年、スウェーデン盤のLPで購入しました。マイナー盤かと思いきや、調べてみたらCD化もされていたようです。LPではあまり見かけませんが、そこそこメジャーな作品なんでしょうか。現状、輸入盤CDで入手可能なので、気になる方は探してみて下さい。まだ廃盤ではないようです。

Theme: 北欧ジャズ/スカンジナビア « 音楽

Tag: モニカ・セッテルンド 北欧 ジャズ・ヴォーカル リル・リンドフォッシュ シルヴィア・ヴレタマー ビアギッテ・ルゥストゥエア スウェーデン ビル・エヴァンス ラテン カリプソ

WALTZ FOR DEBBY / Monica Zetterlund - Bill Evans
Wed.24.12.2008 Posted in northern europe / jazz
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先日購入したCD - 2006年


サントラが続いていましたが、スウェーデンつながりでジャズアルバムを一枚。本作は、北欧の歌姫モニカ・セッテルンドと、USジャズの人気ピアニスト、ビル・エヴァンスの共演盤です。エヴァンスのトリオが欧州ツアーへ出向いた際に吹き込まれることになったのだとか。録音は1964年8月のストックホルムです。
僕はビル・エヴァンスが大好きなので、このアルバムも彼のCDを片っ端から集めているときに出会いました。当時はジャズのピアノトリオばかり買っていて、北欧のヴォーカルとかは一枚も持っていませんでしたから、モニカ・セッテルンドについても名前だけ知っている程度でした。
それに、この手の共演モノを買ってもエヴァンスのピアノしか聴いていませんでしたが、今あらためてじっくり聴き直してみるとモニカのヴォーカルもかなりカッコイイことに気づかされます。エヴァンストリオを相手にしても、ヴォーカリストとしてのオリジナリティや存在感が自然に際立っているところはさすがです。
楽曲もすべてスウェーデン語で歌われていて、トータルとしてはモニカのほうが主役になっています。エヴァンスの代表曲「ワルツ・フォー・デビー」も、「モニカのワルツ」ですしね。


ワルツ・フォー・デビー+6
WALTZ FOR DEBBY / Monica Zetterlund - Bill Evans
-円 (国内盤・新品CD/-)

エヴァンスのリリカルなピアノと北欧のクールなジャズ・ヴォーカルの共演、というだけで、いかにも相性が良さそうなものですが、結果は見事に予想通りというか、ベテラン歌手のように全く物怖じせず、ナチュラルに堂々と歌い上げる20代のモニカは予想以上かもしれません。そもそもエヴァンスとヴォーカリストの共演なんてトニー・ベネットくらいしか思い浮かびませんし、そういう意味でも貴重なセッションだと思います。ちなみに、本作のエヴァンストリオはベースがチャック・イスラエル(Chuck Israels)、ドラムスがラリー・バンカー(Larry Bunker)です。
全体的にスローテンポの曲が多く、静かで落ち着いたセッションになっています。自作の5曲目「ワルツ・フォー・デビィ」や1曲目「降っても晴れても」は、エヴァンス・スタンダードともいえる定番ナンバー。6曲目「ラッキー・トゥ・ビー・ミー」や9曲目「サム・アザー・タイム」あたりもエヴァンスの他のアルバムで聴くことができます。
一方、2曲目、7曲目、10曲目はスウェーデンの民謡や流行歌のようです。こちらはモニカのリクエストだったのでしょうか。そのほかは、3曲目がミシェル・ルグラン作、4曲目が1曲目と同じハロルド・アーレン作。8曲目は映画主題歌のようですが、ゆったりとした雰囲気に包まれたアルバムの中にあって、この曲だけはやや異彩を放っています。ミドルテンポなので、モニカのヴォーカルもエヴァンスのピアノも非常にノリが良く、ジャズ・ヴォーカルらしい名演に仕上がっています。でも白眉はやはり「モニカのワルツ」でしょう。主張しすぎることなく、それでいてサウンド的にしっかり“モニカのワルツ”になっているところは彼女の力量に違いありません。
さて、実は、個人的に一番衝撃だったのはボーナストラックのほうでした。このCDは1~10曲目がオリジナルのテイクで、11~15曲目までは普通に別テイクが収録されているんですが、最後の16曲目に、なぜか「サンタが街にやってくる」が入っています。8月録音なのに。しかもヴォーカルはモニカではなく男性。解説によると、ピアノを弾きながらとぼけた声で歌っているのは、どうやらエヴァンス自身のようです。エヴァンスのピアノは散々聴いてきましたが、歌を聴くのはこれが初めて。とても新鮮。まさにボーナストラック。。。
今年のクリスマスに一押しの曲、とまではいきませんが、スタジオの温かい雰囲気が伝わってくる愛すべきナンバーではあります。ちなみに、エヴァンスはこの曲がお気に入りのようで、トリオやソロでも録音しています。ピアノジャズ好きの方はクリスマスにぜひ。話は逸れましたが、本作の収録曲は以下の通りです。


1. Come Rain or Come Shine
2. Jag Vet en Dejlig Rosa (Beautiful Rose)
3. Once Upon a Summertime
4. So Long Big Time
5. Monica Vals (Waltz for Debby)
6. Lucky to Be Me
7. Vindarna Sucka (Sorrow Wind)
8. It Could Happen to You
9. Some Other Time
10. Om Natten (In the Night)
ボーナストラック:
11. Come Rain or Come Shine *alternate take 1
12. Come Rain or Come Shine *alternate take 2
13. Lucky to Be Me *alternate take 1
14. It Could Happen to You *alternate take 1
15. It Could Happen to You *alternate take 2
16. Santa Claus Is Coming To Town *2 takes + studio chatters


これは『ワルツ・フォー・デビィ+6』(モニカ・セッテルンド・ウィズ・ビル・エヴァンス)というタイトルで発売された紙ジャケCDで購入しました。何年か前に買ったので、今も同じタイトル・仕様のものが売っているかどうかは分かりませんが、人気盤なので何らかの仕様では入手可能かと。LPのほうは、国内盤で再発されていた気がします。また、スウェーデン盤(オールドリイシュー?)でジャケ違いのものもリリースされていたはず。華やかな色使いのジャケットで、あちらのデザインも魅力的です。

Theme: JAZZ « 音楽

Tag: スウェーデン 北欧 ジャズ モニカ・セッテルンド ビル・エヴァンス ワルツ・フォー・デビー ジャズ・ヴォーカル ピアノ

SWEET SURPRISE / Irene Sjogren Quintet
Thu.31.01.2008 Posted in northern europe / jazz
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先日購入したLP - 2008年1月


先日、渋谷のDMR(DANCE MUSIC RECORD)で久々に新譜アナログを何枚か購入してきました。その中の一つがこちらの『SWEET SURPRISE』。同じ北欧でも、前回ご紹介した『BIRGIT LYSTAGER』とは雰囲気の違う本格的なヨーロピアン・ジャズ作品です。スウェーデンのジャズ・ヴォーカリスト、イェレーヌ・ジョグレン(Irene Sjogren)がしっとりとした大人のジャズ・ヴォーカルを聴かせてくれています。


Sweet Surprise / イェレーヌ・ショグレン・クインテット
SWEET SURPRISE / Irene Sjogren Quintet
2,730円 (輸入盤・新品LP/DMR)

編成はヴォーカル、トランペット、ピアノ、ベース、ドラムスからなるクインテット。イェレーヌ・ジョグレンの透き通るようなヴォーカルに、トランペットやピアノの優しく控えめなサウンドもあいまって、とても上品な仕上がりになっています。
コルトレーンらとの活動で知られるジャズ・ピアニスト、スティーヴ・キューン(Steve Kuhn)作の「The Real Guitarist in the House」をボッサ・テイストにアレンジしたB-2が一番の人気曲みたいです。テンポのいい曲もあれば、落ち着いたバラード調の曲もあり、全編をゆるやかな雰囲気が覆っています。休みの日にのんびりコーヒーでも煎れながら聴きたい一枚です。収録曲は以下の通り。


A
1. I Thought About You
2. Lonely Islands
3. I Wish I Knew
4. Till Skuggan Av En Verklighet
5. This Masquerade

B
1. Sweet Surprise
2. The Real Guitarist in the House
3. Portratt
4. Nocturne for Flute


この作品は以前からDMR(DANCE MUSIC RECORD)で大々的に陳列されていました。最近はディスクユニオンなんかでもよく見かけます。しばらく見送っていたんですが、今回とうとう購入。CDでも発売されているようです。
ちなみに、リイシューしたのはセレスト(Celeste)というレーベル。ここの復刻盤はいいものが多いです。ヨーロピアン・ジャズを中心に気づけばうちにも何枚かあります。ブラジル関連では、少し前にリイシューされたパルメイラ(Palmeira)なんかがここの復刻でした。あちらもかなりオススメです。

Theme: 北欧ジャズ/スカンジナビア « 音楽

Tag: イェレーヌ・ジョグレン スウェーデン ジャズ・ヴォーカル 北欧 スティーヴ・キューン Celeste DMR



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