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BELLO, ONESTO, EMIGRATO IN AUSTRALIA SPOSEREBBE COMPAESANA ILLIBATA / O.S.T.

先日購入したLP - 2008年


イタリア映画音楽界の巨匠ピエロ・ピッチオーニ(Piero Piccioni)が音楽を担当しているイタリア映画『BELLO, ONESTO, EMIGRATO IN AUSTRALIA SPOSEREBBE COMPAESANA ILLIBATA』(1971年)のサントラです。アルベルト・ソルディやクラウディア・カルディナーレ、リカルド・ガローネらが出演しているようですが、映画自体を観たことはありません(名前を聞いたこともありませんので、おそらくB級…)。とはいえ、サントラのほうはかなりお洒落で良質なイージーリスニング/ラウンジミュージック系のサウンド。観た映画のサントラを買うのもいいですけど、買ったサントラを聴きながら映画を想像するっていうのも面白いかもしれません。



BELLO, ONESTO, EMIGRATO IN AUSTRALIA SPOSEREBBE COMPAESANA ILLIBATA / O.S.T.
1,980円 (輸入盤・中古LP/-)

まず、サントラらしい映画の幕開けといった感じのオープニング曲A-1から始まります。A-7も、最後のB-7も、甘美で叙情的なメロディのこの曲です。次に、スキャットコーラスのラウンジボッサA-2で一気に佳境へ。テーマ曲っぽいA-2も後で何度も出てきます。
A-3は雰囲気が変わり、ミドルテンポな楽曲。A-4はテーマ曲A-2で始まり、途中でオープニング曲A-1のメロディに。A-5はテーマ曲A-2のしっとりとしたストリングス・バージョン。A-6も同じ曲で、こっちは太鼓が入ってます。そしてA面の最後は再びオープニング曲A-1。
B面は長めのB-1で始まり、B-2はまたテーマ曲A-2のヴァージョン違い。B-3は一転してジャジーなナンバー。モダンな感じでなかなか◎
可愛らしい英語タイトルのB-4は、ギターが入るA-3のメロディ。と思ったら、B-5はいきなりアルヘンティーナ、哀愁漂うタンゴです。いったいどんな映画なんでしょうか…??
B-6でまたテーマ曲A-2に戻って、フェイドアウトし、ラストはオープニング曲A-1のメロディで幕引き。収録曲は以下の通り。


A
1. Titoli
2. In viaggia attraverso l'Australia
3. Giuseppe e Carmela al night
4. L'emozione di Giuseppe
5. Il sogno di Carmela
6. Fuga nella foresta
7. I primi approcci

B
1. L'arrivo in citta
2. La gita in barca
3. Giuseppe e Carmela al night
4. Shopping in Sydney
5. Giuseppe balla il tango
6. La delusione di Carmela
7. Finale


曲名にあるCarmela(Claudia Cardinale)やGiuseppe(Riccardo Garrone)は役名みたいですね。映画のストーリーのほうは、ちょっと想像が…。
ちなみに、所有しているLPはDejavuのリイシュー盤。ジャケはホワイト。僕は中古で買いましたが、後日、新品で売っているのも見かけました。CDは背景がグリーンのジャケ&ボーナストラックが4曲入っている模様。


テーマ:映画音楽 - ジャンル:音楽

BRAZIL NOW / Les Baxter Orchestra & Chorus

先日購入したLP - 2008年


『BRAZIL NOW』は、米国・テキサス出身の音楽家、レス・バクスターが1967年に発表したブラジリアン・アルバムです。おそらく彼がGNP Crescendo Recordsで録音した一枚目。
レス・バクスターは1922年生まれの作曲家/サックス奏者で、イージーリスニングというか、いわゆるエキゾチック・ミュージックのジャンルで1940〜50年代から活躍していた人みたいです。そして本作には、ラテン・ジャズ界の大物クレア・フィッシャー(Clare Fischer)や、第一期ボサ・トレスのベーシスト、セバスチアン・ネト(Sebastian Neto)らも参加してます。
ということで、サウンドもアレンジも、まさに職人たちの手によるオーソドックスなブラジリアン・カヴァーといった感じ。



BRAZIL NOW / Les Baxter Orchestra & Chorus
980円 (輸入盤・中古LP/-)

選曲は、ジョビンとバーデン・パウエルの人気曲をA面、B面にそれぞれ1曲ずつ入れ、しっかりトリステーザもチョイスするという、とても素直で忠実なもの。そのほかにはルイス・ボンファを1曲と、あとはフランシス・レイの「男と女」や、ライオネル・バート(LIONEL BART)によるミュージカル『Oliver!』から「Who Will Buy?」もやってます。
A-6「Who Will Buy」やB-3「Tristeza (That Sadness)」は、混声コーラスに加え、ピアノの響き&フルートの音色が心地良い好カヴァー。シンプルながらも、やはりコーラスや楽器の扱い方は上手です。収録曲は以下の通り。


A
1. A Felicidade
2. Canta De Ossanha
3. Balan Samba
4. Day of the Roses (Dias Das Rosa)
5. A Man and a Woman
6. Who Will Buy

B
1. Somewhere in the Hills (Favela)
2. Goin' Out of My Head
3. Tristeza (That Sadness)
4. Berimbau
5. Laia Ladaia
6. Born Free


僕が持っているのは再発盤LP。こちらはわりと数も多く、結構安価で手に入るかと。CDのほうも国内盤が出ていたと思います。手軽に入手できるイージーリスニング/ラウンジミュージックの良盤の一つです。


テーマ:ラテン、ブラジル、ボサノヴァ、フォルクローレetc. - ジャンル:音楽

ROUND TRIP TO RIO / Orchester Pete Jacques

先日購入したLP - 2008年


1960〜70年代にヨーロッパで活躍したスイス出身のアレンジャー/コンポーザー、ピート・ジャックス(Pete Jacques)がドイツMPS傘下のCenter Recordsに残したブラジリアン作品『ROUND TRIP TO RIO』。録音は1969-1970年で、発表は1970年。美しいリオの夜景のジャケットがとても印象的なレコードです。
クールで落ち着いた感じのジャケット同様、内容も上品でソフィスティケイトされています。軽やかなリズム楽器の音と涼しげな女性スキャットが飛び交うヨーロピアンなオーケストラ・ボッサ作品です。サウンドは、スイスの隣国、フランスやイタリアの映画音楽を彷彿させるイージーリスニング/ラウンジミュージック系。フレンチ・ライブラリーとか、あとはIRMAやSCHEMAが好きな人はハマるのではないでしょうか。



ROUND TRIP TO RIO / Orchester Pete Jacques
1,490円 (輸入盤・中古LP/-)

全曲が2〜3分の小品で構成されています。力のこもった曲はなく、最初から最後まで、お洒落でイージーな雰囲気。A面は女性スキャット&コーラス満載のラウンジ・ボッサ。A-4とA-5以外は女性コーラスが入ってます。A-3、A-6、A-8あたりがオススメでしょうか。
B面はスキャットを封印し、どちらかというとサントラ風に。B-3やB-6、B-7あたりはまるでノヴェラのサントラのようです。B-5はソウルの人気曲「Am I The Same Girl」っぽい気も…。ちなみにB面の5、6、7曲目はリイシューLP、CDのみのボーナストラックです。収録曲は以下の通り。


A
1. Round Trip to Rio
2. Bright Shining Stars
3. Fanatico
4. Pretty Belinda
5. Cool Touch
6. Sandwichman
7. Blue Water
8. Bossa da Bahia

B
1. Dengosa
2. Bacana
3. Fruit Vendor
4. Rebecca
5. Avenida Copacabana
6. Easy Motion
7. Fata Morgana


長らく入手困難なレア盤だったらしいですが、G/9 Group『Brazil Now!』のリイシューで知られるドイツのSonoramaから、LP・CD共に近年再発されました。CDのほうは国内盤も出ていたと思います。CDや再発LPなら比較的入手しやすい作品です。


テーマ:ラテン、ブラジル、ボサノヴァ、フォルクローレetc. - ジャンル:音楽