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先日購入したLP - 2008年
1967年にフランスで放送されたテレビ映画『アンナ(ANNA)』のサウンドトラック。映画にはアンナ・カリーナ(Anna Karina)、ジャン=クロード・ブリアリ(Jean-Claude Brialy)、セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)らが出演し、音楽は作曲がゲンスブールで、編曲をミシェル・コロンビエが担当。映画自体は未見ですが、ジャケットに“コメディ・ミュージカル”とあります。サントラを聴いてみると、まあ、確かに。 音楽はスローで軽めなフレンチ・ロック。今まで僕がイメージしていたヨーロッパ映画のサントラと少し違い、どちらかというとブラジルのノヴェラのサントラに近い印象。台詞が入ったり、ちょっとした会話があったり、ヒロインが歌を披露したり、波の音が入ったりと、本当に楽しいフレンチ・ロック・アルバム。この手のジャンルはこれまであまり聴いてこなかったんで、とても新鮮です。こういうサウンドの作品が“モンド”と形容されるんでしょうか。
ANNA / O.S.T. -円 (国内盤・中古LP/-)
下の曲目のところにも書きましたが、音楽はオーケストラによるインストが2曲で、ほかはアンナ・カリーナ、ジャン=クロード・ブリアリ、セルジュ・ゲンスブールが、ソロを含めた色々な組み合わせで歌っています。 インストのA-1からアンナ・カリーナのソロA-2へと続くオープニングナンバー「太陽の真下で」がおそらく主題歌。途中でカモメの鳴き声や波の音も挿入されます。特にA-2は彼女の魅力が詰まったアルバム随一のナンバーでしょう。 ヌーヴェルヴァーグ時代のゴダール映画に数多く出演したアンナ・カリーナは、代表作『気狂いピエロ』でも、映画の序盤と真ん中あたりでキュートな歌を披露していました。このサントラでも、A-2のほか、A-8「いつものように」、B-3「ローラー・ガール」、B-5「ピストル・ジョー」で奔放な歌声を聴かせてくれています。 B-5はタイトル通り、ピストルが登場する愉快な楽曲。ドッカンドッカンいって面白いです。アンナ・カリーナも笑いながら低めの声で歌ってます。次のB-6も「ピストル・ジョー」の続きでしょうか。みんなで歌って、ピストルも入って、何か運動会みたいになってます。 アルバム全体としてはフレンチ・ロックなんですが、ロックといっても、やはりフランス。上品な不良ですね。コミカルでお洒落なサントラ作品です。収録曲は以下の通り。
A 1. Sous Le Soleil Exactement (Orchestre) 2. Sous Le Soleil Exactement (Anna Karina) 3. C'est La Cristallisation Comme Dit Stendhal (Serge Gainsbourg - Jean-Clau Brialy 4. Pas Mal Pas Mal Du Tout (Serge Gainsbourg - Jean-Claude Brialy) 5. J'etais Fait Pour Les Sympathies (Jean-Claude Brialy) 6. Photographes Et Religieuses (Orchestre) 7. Rien Rien J'disais Ca Comme Ca (Serge Gainsbourg - Anna Karina) 8. Un Jour Comme Un Autre (Anna Karina) 9. Boomerang (Jean-Claude Brialy) B 1. Un Poisson Violent, C'est Ca L'amour (Serge Gainsbourg - Jean-Claude Brialy) 2. De Plus En Plus, De Moins En Moins (Jean-Claude Brialy - Anna Karina) 3. Roller Girl (Anna Karina) 4. Ne Dis Rien (Jean-Claude Brialy - Anna Karina) 5. Pistolet Jo (Anna Karina) 6. G.I. Jo (Jean-Claude Brialy - Anna Karina) 7. Je N'avais Qu'un Seul Mot A Lui Dire (Jean-Claude Brialy - Anna Karina)
これは国内盤の再発LPで購入。確か2千円弱。日本語ライナー付き。CDでも国内盤で近年発売されているようです。以前にご紹介したミシェル・ルグランの『ロシュフォールの恋人たち(LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT / O.S.T.)』と同じ“Suburbia Favourite Shop”シリーズのフレンチ・シネマ編から。なかなかオススメです。 テーマ:映画音楽 - ジャンル:音楽
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