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先日購入したLP - 2007年12月 今年出会った音楽の中で、最も“楽しい”という表現が似合うのが、アルデマーロ・ロメロ(Aldemaro Romero)。南米の小国ベネズエラ出身の音楽家で、主にブラジリアン・テイストなソフトロック/ジャズ系の作品を残しているアーティストです。そんな彼が、テオ・マセロ(Teo Macero)プロデュースの下、米CBSで録音した人気盤がこちらの『アルデマーロ・ロメロ・アンド・ヒズ・オンダ・ヌエヴァ(ALDEMARO ROMERO AND HIS ONDA NUEVA)』。テオ・マセロは、CBS時代のマイルス・ディヴィス(Miles Davis)諸作品を手掛けたジャズ界の大物プロデューサー。スペイン語ではなく英語歌詞になっているのは、彼の意図かもしれません。 ALDEMARO ROMERO AND HIS ONDA NUEVA / Aldemaro Romero And His Onda Nueva
1,260円→1,134円 (輸入盤・中古LP未開封/ディスクユニオン下北沢店)スペイン語&スペイン録音の『TOMA LO QUE TE OFRECI』というアルバムで初めてアルデマーロ・ロメロを聴いたんですが、あのとき受けた強烈なインパクトは今でも忘れられません。彼の音楽はとにかく洗練されています。ほど良いエキゾチシズムが絶妙なアクセントになっていて、本当にお洒落です。CDやLPで沢山リイシューされている理由も分かります。 さて、今回ご紹介する英語&米国録音の『ALDEMARO ROMERO AND HIS ONDA NUEVA』ですが、彼の一連の作品群の中でも、一番エキゾチシズムが薄く、聴きやすいアルバムといえるかもしれません。選曲はかなりポピュラー。瑞々しいコーラス・ボッサ調のA-1「IT'S IMPOSSIBLE」、ジャズの有名ハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)作のB-3「BLUESETTE」、ジャクソン・ファイヴ(Jackson 5)のB-6「NEVER CAN SAY GOODBYE」あたりが聴き所でしょうか。アップテンポなポップチューン満載の一枚です。収録曲は以下の通り。 A 1. IT'S IMPOSSIBLE 2. AND STILL I LOVE HER 3. IT NEVER ENDS 4. LITTLE LOVE BIRD 5. SOMEONE B 1. TWO 2. VENEZUELA 3. BLUESETTE 4. SWEET MADNESS 5. SUNRISE, SUNSET 6. NEVER CAN SAY GOODBYE ブラジルっぽいスキャットやコーラスワーク、ワルツ調のリズムなどが、上手くブレンドされ、新鮮かつ独特な音楽に仕上がっています。鍵盤楽器や管楽器の入れ方とかも絶妙です。これはソフトロックなんでしょうか? それともブラジリアン・フュージョン?? ラウンジミュージック/カフェミュージックならOKでしょうか??? どれもドンピシャではない気がしますね…。特別難解なことをやってるわけではないんですが、アルデマーロ・ロメロというジャンルを作りたくなるほど、彼の音楽からはオリジナリティを感じます。不思議な魅力を持ったアーティストです。 テーマ:ラテン、ブラジル、ボサノヴァ、フォルクローレetc. - ジャンル:音楽
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