少しブログの方向性とかを模索中なのですが、ちょうど年末ということもあり、なかなか思うように進んでおりません。すみません。。ということで、前回に続いてトップページにこれまで紹介してきたレコードのジャケットを並べておこうと思います。画像をクリックすると過去記事へ飛びます。
さて、もう12月も終盤。今年もそろそろ終わりですね。早いものです。相変わらずレコードばかり買っていた一年でした。また来年お会いしましょう。
これまでにも何回かありましたが、最近なかなかブログを更新できないでおります。。あまり放置しておくのもどうかと思いますので、とりあえずトップページにこれまで紹介してきたレコードのジャケットを並べておこうかなと。画像をクリックすると過去記事へ飛びます。相変わらずレコードは買っております。。落ち着いたらまた通常の記事更新を再開したいと思います。
2008年のお気に入りレコード <サウンドトラック編>
今月はこれまで5枚×3回に渡ってお気に入りレコードを紹介してきましたが、やっとvol.4で最終回。テーマは去年の後半くらいに結構取り上げた「サントラ」です。映画のジャンル的にはコメディっぽいのが多めかもしれません。一つだけライブラリーも入れてみました。
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JESSICA / O.S.T. (Mario Nascimbene)
(1962, UNITED ARTISTS, US)
マリオ・ナシンベーネ(Mario Nascimbene)が手掛けた映画『すてきなジェシカ』のサウンドトラック。米=伊=仏の合作で、舞台はイタリアのシシリー島、内容はコメディのようです。原付のクラクションが効果音として挿入されるインストナンバー「THE VESPA ROAD」と、同曲を主演のモーリス・シュヴァリエ(Maurice Chenalier)が歌うヴァージョン「THEA VESPA SONG」は、どちらも可愛くて素敵な雰囲気の曲。全体的にも楽しげで仄々としたサントラになってます。ジャケも良いですね。
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LOVE IS A BALL / O.S.T. (Michel Legrand)
(1963, PHILIPS, US)
こちらもおそらくコメディ映画で、邦題は『プレイガール陥落す』。ミシェル・ルグランが初期に手掛けたサントラです。ルグランといえば、このブログでも『LES PARAPLUIES DE CHERBOURG』(1964年)や『LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT』(1967年)を紹介しましたが、本作はそれらより前に制作されたもの。『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』などに通ずるサウンドやアイデアがすでに沢山詰まっているように感じます。曲毎に、あるいは曲の中でも、リズムやテンポが軽やかに変化していくルグラン節は健在です。ピアノとヴィブラフォンの音色が心地良いボッサアレンジ「BOSSA NOVA ALA BOYER」など、主題の様々なヴァージョン違いをメインに、ジャズからツイストまで、無数のサウンドを楽しめます。本当に大好きなアルバム。
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CIAO ITALIA / O.S.T. (Bruno Nicolai)
(1976, EDI-PAN, Italy)
イタリアの映画音楽家ブルーノ・ニコライが1970年代半ばに手掛けたTV映画のサントラです。エンニオ・モリコーネとの共同作業などでも知られるニコライは、主に映画やテレビの舞台で活躍した名コンポーザー/アレンジャー。本作はちょうど以前に取り上げたモリコーネの『I MALAMONDO』(1964年)に似た感じのモンドな雰囲気の音作りになってます。メインの男性ヴォーカルとバックの女性コーラスによる掛け合いが楽しい主題歌A-2、B-6「CIAO, CIAO」や、ラウンジーなピアノが跳ねる洒落たインストA-4「SELF-SERVICE」あたりがオススメ。ジェット機の効果音から始まるオープニングや、途中で随所に挿入されるナレーションなども、サントラらしくていい感じです。
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LE RETOUR DU GRAND BLOND / O.S.T. (Vladimir Cosma)
(1974, PHILIPS, France)
こちらは1960年代後半からフランスで活躍しているルーマニア出身の映画音楽家ウラジミール・コスマが手掛けた1974年作。数ある彼のサントラやライブラリーの中でも、本盤はわりと知られている一枚かと思います。映画はやはりコメディ系の模様です。サントラのほうは軽快なサンバチューン「ALLO SAMBA」、ゆったりとしたボッサ「BOSSA DES TUEURS」、楽しい打楽器ナンバーの「BATUCADA FEIJOADA」や「LE GRAND BLOND A RIO」など、曲名からも察せられる通り、ブラジリアン満載の作品。とぼけた感じのジャケットから受ける印象そのままのユニークで楽しげなサウンドが詰まっています。洗練されたヨーロピアンなサンバやボサノヴァに加え、最後のほうで急にブラームスをやったりするコスマの遊び心も素敵です。
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MUSIC, THE FOOD OF LIFE / Library (Jack Dieval)
(1976, MONTPARNASSE 2000, France)
ラストはライブラリーです。ヤンコ・ニロヴィックなどで知られるフランスの人気ライブラリーレーベルMP2000の96番。ジャズピアニストのジャック・ ディーヴァルによるジャズライブラリー作品です。エリック・サティを想わせる現代音楽風のピアノソロから、デイヴ・ブルーベック・カルテットの「テイク・ファイヴ(TAKE FIVE)」を意識したような変拍子ジャズまで、ヴァラエティ溢れる演奏が詰まった美味しいアルバムになってます。洒落たネーミングのタイトル曲「MUSIC, THE FOOD OF LIFE」など、基本はピアノ、トランペット、トロンボーン、コントラバス、ドラムスによる明るめのフレンチジャズ。何よりジャケがお気に入り。
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以上、vol.1~vol.4でちょうど合計20枚になったかと思います。最初は10枚にしようと思ったんですが、いざ選び出したら20枚でも絞るのが大変でした……。こうやって見るとインスト物が少なくなってしまったのがちょっと心残り。あと、ブラジルのノヴェラのサントラとかもよく聴いたんですが、オムニバスのような作品が多いので、今回は見送りました。載せきれなかったものも、今後できるだけ地道に更新していこうと思いますので、これからもお付き合い頂けると嬉しいです。
Tag: レコード 映画 サントラ ライブラリー コメディ すてきなジェシカ モーリス・シュヴァリエ プレイガール陥落す ミシェル・ルグラン ブルーノ・ニコライ
2008年のお気に入りレコード <デュエット編>
vol.1のヴォーカル、vol.2のコーラスに続く、vol.3のお題は「共演物」。ギター×パーカッションやヴォーカル×ヴォーカルなど、色々なデュエット作品を5枚ほど選んでみます。ジャンル的にはボサノヴァ~フレンチ系の共演盤が中心です。
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El INCREIBLE NANA CON AGUSTIN PEREYRA LUCENA / Agustin Pereyra Lucena - Nana Vasconcelos
(1971, TONODISC, Argentina)
アルゼンチン出身のボサノヴァ・ギタリスト、アグスティン・ペレイラ・ルセーナが、1stアルバム『AGUSTIN PEREYRA LUCENA』(1970年)の翌年に、同じTONODISCからリリースしたアルバム。ブラジル人パーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロスとの共演盤です。A-1がナナによるネイティヴで実験的なサウンドの打楽器ソロ。B-1が2人のデュエット。そしてB-2とB-3がアグスティン・ペレイラ・ルセーナによるボサノヴァ・ギターのソロ演奏になってます。この人のアルバムは前述のデビュー作のほか、『LA RANA / Agustin Pereyra Lucena Quartet』(1980年)も紹介しましたが、どれもオススメ。
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SEBASTIAO TAPAJOS - PEDRO DOS SANTOS / Sebastiao Tapajos - Pedro Dos Santos
(1972, TROVA, Argentina)
以前、空港ジャケで知られる『SEBASTIAO TAPAJOS - MARIA NAZARETH - ARNALDO HENRIQUES』(1973年)などを紹介したブラジル人ギタリスト、セバスチャン・タパジョスと、バーデン・パウエルの名盤『A VONTAGE / Baden Powell』(1963年)に参加していたパーカッショニスト、ペドロ・ドス・サントスの共演盤。どこか幻想的な雰囲気を帯びているペドロ・ドス・サントスの自作曲「SORONGAIO」は、バーデンのアルバムでも取り上げられていましたが、本作にも素晴らしいヴァージョンが収録されています。アルバム全体としてはデュエットがメインながら、それぞれのソロも数曲&急にヴォーカル曲が入ったりするなど、なかなか面白い内容。なお、好評だったのか、おそらく同じ時期の録音と思われる『VOL.2』もリリースされています。
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RITIMOS DO BRASIL / Os Maracatu
(197?, FESTIVAL, France)
こちらもギター×パーカッションの共演盤。リオ出身のパーカッショニストCLOVISと、サンパウロ出身のギタリストCHIQUINHOが、フランスで結成したブラジリアン・グループによるアルバムです。上の2作品と違い、本作のメインは賑やかコーラス・サンバ。アントニオ・カルロス&ジョカフィの人気曲「VOCE ABUSOU」やバーデン・パウエル&ヴィニシウス・ヂ・モライス作のスタンダード「BIRIMBAU」などを大人数で楽しくカヴァーしています。ちなみに、これもVOL.2があって、タイトルは「ALEGRIA DO BRASIL」。レーベルも同じです。
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MARIA D'APPARECIDA chante BADEN POWELL / Maria D'Apparecida
(1977, CARABINC, France)
すでに何度か名前が出てきているボサノヴァギターの大御所バーデン・パウエルと、フランスで活動していた女性ブラジル人シンガーMaria D'Apparecidaのデュエット・アルバム。タイトルは『バーデン・パウエルを歌う』ですが、何曲かでバーデン自身もギターを奏でながら歌声を披露しています。もちろん、人気ナンバー「Deixa」から始まる全10曲は、いずれもバーデンのオリジナルナンバーです。バーデン×歌手のフランスでの共演盤といえば、以前に『BILLY NENCIOLI accompagne par BADEN POWELL』(1965年)をご紹介しましたが、本作はよりブラジル色の濃い和やかなボッサアルバム。
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ET SI DEMAIN... / Nana Mouskouri et Michel Legrand
(1965, PHILIPS, France)
ラストは4曲入りEP。眼鏡がトレードマークのギリシャ人女性歌手ナナ・ムスクーリと、ミシェル・ルグランの共演盤です。賑やかなA-1「ET SI DEMAIN」、ジャジーなA-2「CONNAIS-TU」、しっとりとしたB-1「QUAND ON S'AIME」、仄々としたB-2「LA MUSIQUE DES ETOILES」、といった感じでそれぞれ特徴ありますが、どの曲も二人で仲良く歌っていて、温かい雰囲気に包まれています。今回チョイスした5枚の中で一番“デュエットらしい”作品かもしれません。
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以上、vol.3はデュエット物でした。次回のvol.4は予告通り、サントラにするつもりです。ライブラリーも1枚くらい入れるかもしれません。それでは。
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Tag: レコード デュエット ボサノヴァ フレンチ アグスティン・ペレイラ・ルセーナ ナナ・ヴァスコンセロス セバスチャン・タパジョス ペドロ・ドス・サントス バーデン・パウエル ナナ・ムスクーリ
2008年のお気に入りレコード <コーラス編>
vol.1の前回は、「ボサノヴァ・スタンダードが収録されているジャズヴォーカル」をテーマにヴォーカル物を5枚ピックアップしましたが、今回はコーラス物です。「ブラジリアン・フィーリングが感じられるコーラスグループ」のアルバムを5枚ほど。
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MUSICA COM TOK DE PILANTARAGEM / Edgard E Os Tais
(1969?, BEVERLY, Brazil)
まずはブラジルから。ギタリストのEdgard(Edgar)率いるコーラスグループ“Edgard e Os Tais”が1960年代後半にリリースしたピラントラジェン物。最初から最後まで明るく楽しいブラジリアン・ソフトロックが満載のアルバムです。サウンドは“O Som da Pilantragem”とかよりもジャジー。ちなみに、別のアルバムでは“Edgar e os Tais”とクレジットされているようです。
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THE WONDERFUL LATIN-AMERICAN SOUND OF BRAZIL / Mario Castro Neves & Samba, S.A. - Messias
(1968, RCA, Peru)
2枚目もブラジル物です。以前、『MARIO CASTRO NEVES & SAMBA S.A.』を紹介したマリオ・カストロ・ネヴィスと、ギタリスのメシアスをカップリングした編集盤。タイトルや裏ジャケから察するに、ブラジル音楽を各国へ案内する目的で制作されたんでしょう。内容のほうは、マリオ・カストロ・ネヴィス&サンバSAのアルバムから3曲+未収録音源を3曲、それらの間に、メシアスのギターインストが6曲、という構成。音圧高く、聴き応えあります。
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A FLIGHT TO RIO / Os Tres Do Rio
(?, CONCERT HALL, ?)
リリース年、メンバー、録音場所……すべて詳細不明のブラジリアン・コーラス・アルバム。とはいえ、フランス語タイトル『ESCALE A RIO』などもあり、結構各国で発売されていたようです。サウンドはイージーリスニング系やラテンラウンジ系ではなく、ジャジーでとても洗練されたコーラスサンバ。オープニングでジェット機の飛び立つ音が挿入されるという演出も洒落てます。
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PAY TRIBUTE / Novi Singers
(1978, MUZA, Poland)
ポーランドのコーラスグループ、ノヴィ・シンガーズが、ビートルズやボサノヴァのスタンダードをカヴァーしているアルバム。以前に『BOSSA NOVA / Novi』(1967年)や『NOVI IN WONDERLAND / Novi Quartet』(1968年)といった初期の作品を紹介しましたが、これは後期のもの。サウンドは生音のコーラスジャズから、ジャズロック~フュージョンに変化しています。本作で取り上げられている「Wave」や「One note samba」も、爽快感溢れるブラジリアン・フュージョンです。
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VOICES / Randy Masters featuring Solar Plexus
(1976, EMI, USA)
最後は米国産のマイナーなブラジリアン・フュージョン。カリフォルニア大学の教授と、サンフランシスコ界隈で活動していたコーラスグループが制作したもののようです。ブラジリアンな混声コーラス、スパニッシュ・ギター、中南米のリズムなどを所々に上手く取り入れながら、とても洗練されたサウンドを聴かせてくれます。実験的でありながらも非常に完成度の高いアルバム。全体的には、チック・コリアの名作『リターン・トゥ・フォーエヴァー』に似た雰囲気を感じます。
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vol.2のコーラス物5枚は以上です。vol.3はどうしようか悩んでいます……。最後のvol.4はサントラの予定なんですが。次回は乞うご期待ということで。
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Tag: レコード ブラジリアン コーラス ピラントラジェン ソフトロック マリオ・カストロ・ネヴィス サンバ ノヴィ・シンガーズ フュージョン ジャズロック