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先日購入したLP - 2008年
映画『黒いオルフェ』(1959年公開)の「カーニヴァルの朝」や「オルフェのサンバ」を作曲した人物として知られるブラジル人ギタリスト/コンポーザー、ルイス・ボンファと、彼の奥さんマリア・トレードの共演盤。1922年生まれのルイス・ボンファは、ボサノヴァ初期から米国や欧州で活躍した人で、1962年の有名なNYカーネギーホールでのボサノヴァコンサートに参加し、以降はニューヨークを拠点にしていたようです。本日ご紹介する『BRAZILIANA / Luiz Bonfa & Maria Toledo』もUS録音で、米フィリップスから1965年にリリースされた作品。
ボンファと女性シンガーの共演といえば、以前に取り上げた『CATERINA VALENTE & LUIZ BONFA / Caterina Valente e Luiz Bonfa』(1963年/ドイツ録音)もそうでしたが、カテリーナ・ヴァレンテを前面にフューチャーしているあちらと比べると、本作は少し雰囲気が違います。こちらは、デュエットあり、ソロあり、インストあり、口笛あり…とヴァラエティに富んでいて、ルイス・ボンファが自由に作り上げた感じのボサノヴァアルバムです。
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1962年に制作されたソロ名義の『LUIZ BONFA Plays and Sings BOSSA NOVA』(Verve)でもマリア・トレードは何曲かで歌声を披露していましたが(デュエットもあり)、ルイス・ボンファ&マリア・トレード名義でのリリースは今作が最初で最後かもしれません。
オープニングを飾るA-1は、ギターをバックに口笛&二人の心地良いスキャットが飛び交うアルバム随一の好ナンバー。B面のオープニングでも口笛が上手く挿入されていますが、そちらはマリア・トレードのソロヴォーカルです。B-1のほか、A-2、A-4、A-6、B-3、B-5が彼女のメインヴォーカル曲で、随所にストリングスも加わっています。
一方、ヴォーカル曲の合間に配置されているインスト曲は、ボンファのしっとりとしたギターに上品なピアノが絡み合うA-3、B-2、完全なギターインストのA-5、A-7、B-6、という構成で、聴く者を飽きさせません。
ハイライトはやはりA-1、B-4、B-7のスキャットデュエットでしょう。夫婦らしい息の合った掛け合いがとても魅力的です。ちなみに、楽曲は全てボンファのオリジナル。収録曲は以下の通り。
A
1. Whistle Samba
2. Tanto Amor
3. Samba de Orfeu
4. Pierrot
5. Boticario
6. Cavaquinho
7. Improviso
B
1. Promessa
2. Sugar Loaf
3. Saudade
4. Guanabara
5. Pequeno Olhar
6. Baroco
7. Sambura
ジャケットが気に入ったので、LPで見つけて購入しました。US盤MONOでした。MONO盤の場合、上のPHILIPSの文字列が下に入ってます。値段はボチボチ安めだったかも。何より綺麗な盤だったのが嬉しいです。もちろん国内盤CD化もされていますので、気になる方はぜひ♪
Theme: ラテン、ブラジル、ボサノヴァ、フォルクローレetc. « 音楽
Tag: カーニヴァルの朝 オルフェのサンバ ブラジル ルイス・ボンファ マリア・トレード カーネギーホール ボサノヴァ カテリーナ・ヴァレンテ ルイス・ボンファ&マリア・トレード
Author:musicomania
ジャズ、ソウル、ファンク、ラテン、ボサノヴァ、フレンチ、サントラなど、ジャンルを問わず、世界各国の様々なレコード・CDを紹介します。ブラジルのジャズ・ボッサやソフトロック、世界各国のブラジリアン・ミュージックをよく聴いています。ここ最近はレア・グルーヴを聴き直しつつ、相変わらず南米周辺の音楽も探索中。

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