先日購入したLP - 2009年
だいぶ涼しくなりましたね。せっかくなのでもう少しヴィブラフォン・ジャズを紹介していきたいと思います。今回は、60年代半ばから70年代後半まで、ブルーノートに数多くのリーダ作を残したジャズ・ヴィブラフォン奏者、ボビー・ハッチャーソンが、西海岸きっての実力派テナー奏者ハロルド・ランド(HAROLD LAND)をフューチャーした作品です。
ボビー・ハッチャーソンはエリック・ドルフィー(Eric Dolphy)の大名盤『OUT TO LUNCH』(Blue Note, 1964年)に参加した後、1965年の『Dialogue』を皮切りに、1970年代後半までの約15年間、時流を反映したバラエティ溢れる作品群をブルーノートからリリースしました。
60年代後半は新主流派の一角を担い、70年代入るとジャズ・ファンク系のアルバムも意欲的に録音しています。前者ではハービー・ハンコック(Herbie Hancock)のサポートを受けて「Maiden Voyage」をカヴァーした『HAPPENING』(1966年)、後者では表題曲がサンプリング・ソースとして有名な『MONTARA』(1975年)あたりが最も知られているところでしょうか。
本作『サン・フランシスコ』の録音は、60年代後半と70年代の流れの狭間といえる1970年。内容もちょうど移行期を思わせるような、あるいは、この時代ならではともいえそうなサウンドが詰まっています。
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クレジットはボビー・ハッチャーソン(vibes, marimba, percussion)、ハロルド・ランド(tenor sax, flute, oboe)、ジョー・サンプル(Joe Sample - piano, electric piano)、ジョン・ウィリアムス(John Williams - bass, fender bass)、ミッキー・ロッカー(Mickey Roker - drums)。プロデュースはデューク・ピアソン(Duke Pearson)です。
A-1はオープニングを飾るに相応しいインパクトを持ったモーダルなハイライト曲。強烈なベースリフがとてもクールに繰り返されます。A-2は雰囲気が少し変わり、ミステリアスで実験的なナンバーへ。A-3は明るめの曲調とリズムで、ラテンのテイストが入った軽やかなナンバーです。
B-1はジャズ・ファンクやジャズ・ロック、もしくはレア・グルーヴというフレーズがしっくりきそうな好曲。電子系のサウンドで楽しげな演奏が繰り広げられます。B-2はボビー・ハッチャーソンのヴィブラフォンとジョー・サンプルのピアノにハロルド・ランドのオーボエが連なるエキゾチックな美曲です。そして、ボッサ・リズムを取り入れたミドルテンポのナンバーであるB-3で、アルバムはエンディングを迎えます。収録曲は以下の通りです。
A
1. Goin' Down South
2. Prints Tie
3. Jazz
B
1. Ummh
2. Procession
3. A Night In Barcelona
さて、ここまで書いておいて今さらな話なんですが、まだ実際の収録曲と表記上の曲名のほうが一致しておりません……。というのも、僕が購入したLPのジャケットの裏やレーベル面には以下のように曲名が表記されています。
1曲目が「A Night In Barcelona」から始まっているんです……。ただ、ネットで調べた限り、前述のほうが信憑性は高そうなので、1曲目が「Goin' Down South」からのほうを記載しました。これは以前に輸入盤CDでも購入したはずなんですが、整理できていないために見当たらないんですよね……。この盤に関する情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご一報いただけると助かります。。。
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Tag: ブルーノート ボビー・ハッチャーソン ハロルド・ランド ジョー・サンプル ジョン・ウィリアムス ミッキー・ロッカー デューク・ピアソン